最終更新日 2024年4月2日 by mounta
ゲームや電子書籍など、現在はデジタルコンテンツが主流の時代です。
多くの人が日々デジタルコンテンツに触れていて、スマホでゲームをしたり電子書籍で漫画を読んでいる人も多いでしょう。
デジタルコンテンツの良いところの一つは、気軽に楽しめることです。
多くのデジタルコンテンツがスマホに対応しているため、いつでもどこでもゲームや電子書籍を楽しめます。
専用端末を持っていなくても、気軽に楽しめるメリットは非常に魅力です。
目次
デジタルコンテンツの問題点
しかしデジタルコンテンツは気軽さが魅力な反面、飽きてしまったときが問題です。
たとえば紙の本で買った漫画なら、最終巻まで読んでもう二度と読まないと思ったら、古本屋で買取してもらい現金にできます。
ゲームも同じように飽きて遊ばなくなったら売ってお金に換えて新しいソフトを買うということが可能ですが、デジタルコンテンツはそれができません。
働いている大人なら気にする必要はありませんが、お小遣いや少ないバイト代でやりくりしている学生にとっては、大きなデメリットとなるでしょう。
そうしたデメリットを解消するために、立ち上げられたのがアソビモプロジェクトです。
アソビモプロジェクトとは
アソビモプロジェクトは、デジタルコンテンツの個人間売買を可能にする仕組みを開発しています。
このプロジェクトが達成されれば、遊ばなくなったゲームのアイテムを他人に売却したり、読まなくなったり聴かなくなった電子書籍や音楽も買取のように売却できるようになります。
こうなると問題になるのが、権利者の利益です。
現実の中古市場では、権利者の利益が損なわれているとされ裁判沙汰になりました。
この点からアソビモプロジェクトもこうした不安が囁かれますが、解決方法としてゲームや電子書籍の権利者に収益が還元されるのが現実の中古市場との違いです。
アソビモプロジェクトが潤うことで権利者にも大きなメリットがありますから、すべての人がウインウインな関係になれるでしょう。
そのためこれまでなかったデジタルコンテンツの中古市場を作り出す注目のプロジェクトとして、数年前から話題になっています。
アソビコインとは
アソビモプロジェクトによるデジタルコンテンツの売買市場が作られれば、これまでとは違った形で電子書籍やゲームのアイテムを購入できるようになるかもしれません。
もしプロジェクトが完遂され売買が可能になったら、使われるお金がアソビコインです。
アソビコインはデジタルコンテンツの売買が可能なアソビマーケットで使われているお金で、一種の仮想通貨です。
話題のブロックチェーン技術を使っており、大きな注目を集めています。
仮想通貨のトレードを活発にしている人はもちろん、おすすめとされているのはゲーマーです。
アソビコインを開発した運営元は、さまざまなオンラインゲームも同時に開発しています。
元々はデジタルコンテンツの売買をメインとして開発が進められた仮想通貨ですから、この方面への力の入れ具合は他の比ではありません。
自社で運営しているオンラインゲームの通貨として使える
自社で運営しているオンラインゲームの通貨として使えるようにしており、アソビコインを使ってゲーム内のさまざまなアイテムを購入できるようになります。
これは非常に珍しい特徴の一つとなっており、これまでゲーム内で課金をするためには現実の通貨を使う必要がありました。
具体的にはクレジットカードを使ったり、コンビニで販売されているプリペイドカードを使って課金するのが一般的な方法でしたが、対応しているゲームなら保有しているアソビコインを使ってアイテムの購入ができるようになります。
もちろんゲームに飽きてやめたらこれまで課金して手に入れたアイテムを売却して収入にできますから、無駄なくオンラインゲームを遊べるでしょう。
オンラインゲームというのは、家庭用ゲーム機などとは違いライブサービスです。
買い切り型なら購入した時点でそれ以上の課金は基本的に必要なく、自分が飽きるまで遊び続けられます。
課金したユーザーよりも不利になり結局はお金を払ってしまう
しかしライブサービス型は無料であったり低価格で始めたりできる一方で、遊び続けるためには課金をしなければいけません。
もちろん完全無課金でも遊べますが、課金したユーザーよりも不利になり結局はお金を払ってしまうでしょう。
たとえ追加でお金を払っても好きなだけ遊べるなら問題ありませんが、ライブサービス型は突然終了する可能性があります。
運営元のさじ加減一つでサービスの存続は決まるので、たとえば数十万円課金していたゲームが終了してしまい、あとには何も残らなかったというパターンもありえます。
これはユーザーにとっては非常に恐怖で、ライブサービス型のゲームを楽しむデメリットとされているほどです。
しかしアソビコインを使ったゲームなら、遊ばなくなった時点でアイテムを処分すれば少なくともかけたお金の一部は取り戻せます。
まとめ
このようにゲームには非常に魅力的なポイントがある仮想通貨なので、売買市場とともに今後の行く末も大きな注目も集めている状況です。